2018-01-01から1年間の記事一覧

キョージュと呼ばれたい

私が憧れる職業No.1が大学教員。 だって、大学教授ってのは、絵になる職業だ。 でも大学の先生くらい、映画の中で見るキャラクターとリアルがかけ離れてる存在も無いかもしれない。 だって精々姜尚中じゃね?苦みばしった渋めな大学教授って。 でも女はね、…

ミッドナイト・イン・パリ

基本的にウディ・アレンの映画は好きな部類なのだけど、彼のお得意のファンタジーものはちょっと苦手。(「カイロの紫のバラ」とか「アリス」とか) この作品もそっち側なのでちょっと敬遠してて、ちょっと観て途中でやめてたのかな。 それがAmazon Primeで…

5時から7時の恋人カンケイ

「5時から7時まで」と言われれば、もちろんアニエス・ヴェルダの「5時から7時までのクレオ」。 eiga.com だがこの映画は全くそれとは関係ない。 以下、ネタバレありまくりです。 eiga.com どころか、「平日の5時から7時」というのは、フランス語では不倫を…

私が憧れは意外と平凡

私の周りには憧れるような、お手本にしたいような、大人の女性(ひと)がいない。 ・・・というと、なんだかすごく偉そうに聞こえるだろうけど、それは私自身の交友関係の狭さのせいでしょう。 狭い職場だし、内勤で外部との交流もほとんどないし。 かといっ…

一発逆転?

「STORY」の罪な記事について触れた昨日の今日、私の半径5メートル以内を衝撃的なニュースが駆け回った。 同い年の女性が自然妊娠したというのだ。 アラフィフでの自然妊娠。 きっとあるんだろう、確かに統計的な数値としては見たことある、でも本当にあり得…

2ndシンデレラストーリー

今月の「STORY」の中の1特集記事。非常にモヤモヤしてしまった。 一言で言えば姉さん女房特集。題して「アネ婚というミラクル」である。 ミラクルというからには、ちょっとやそっとの姉さんではない。皆10以上年下の夫を、40過ぎて捕まえた凄腕姉さんたちで…

西田敬子を探して

最近、子供がいないことのモヤモヤから少しだけ解放されてきた気がする。 ここ1、2ヶ月はそのことを起因として泣かなかったから・・・少なくとも目が腫れる程には。 40代の前半と後半は全く別物だと、弓シャローさんが書いていたけど、本当にその通りと日々…

高橋ひとみ

憧れの人をまたひとり見つけてしまった。 高橋ひとみ。 昔は全然綺麗だと思わなかった(私はゴツイ女が嫌いなので)が、年をとって、こんだけキープしてるのはスゴい!と心から尊敬してしまった。 高橋ひとみのスタイルブック Hitomi Bon! 作者: 高橋ひとみ …

食べて、祈って、恋をして

ジュリア・ロバーツ主演のこの映画を観たときは、すごくドキっとした。 多分大多数のか男たちは「スピ系のアホ女の話」だと歯牙にもかけないだろうけど、私には、彼女が結婚から逃げ出すシーンが他人事に感じられなかった。 久しぶりにイタリア語の勉強をし…

草刈民代

草刈民代が好きだ。 彼女はアーティスティックな大人顔なので、加齢が美貌においてさほどマイナスの要素にならない。 さらにピンと背筋の伸びた雰囲気と、女王様のような気位の高さが、トータルで彼女をとても魅力的な存在に仕上げている。 日本人には珍しい…

子持ち女の鈍感さ

その人の立場にならなければわからないことは沢山ある。 だが、世の中には、相手の立場を十分理解してても、それを言わずにはいられない人間がいる。 それが子持ち女。 彼女達は、子供がいないの私たちに向かって平気で言う。 子供は宝 この子の存在が私の生…

ひとさまの離婚の理由

私の友人に、子供ができなかったことを理由に離婚された人がいる。 彼女の嫁ぎ先が古い考えのおうちだったらしく、執拗ないじめにあい、夫も義母のいいなりになり家を出ていった。 彼女は最後まで抵抗したけど、別居期間から裁判所は離婚を認めた。 子供がで…

セクハラ財務次官とクッキーちゃん

週刊誌を読んでいると、セクハラ財務次官には子供がいないということがわかった。 その前に、可愛らしいトイプードルを抱えてお散歩に行く次官の写真を見て「働きすぎで家族からは総スカンくらってて心を許せるのは愛犬だけ?w」とステレオタイプな反応をし…

ブログを書く理由

一時期、子なしについて語る小さいブームがあった。 政府が少子化対策をうるさく言い始めた時期に重なっていたように思う。 まず酒井順子が、ついで何にでも便乗する香山リカ先生が、最後に何を根拠に上から目線の下重暁子が、で一通り出揃って、メディアが…

わたしの容れもの

角田光代のエッセイが好きだ。 といっても、今この記事を書き始めて気づいたのだが、私が彼女のエッセイが面白いと意識したのは、まさにこの本の作品を連載していた幻冬舎のフリーマガジンを手に取ったことがきっかけなのだから、角田光代が好きなのではなく…

ヤング・アダルト・ニューヨーク

お次はこなし映画のど真ん中狙った「ヤング・アダルト・ニューヨーク」。 子供がいない40代前半くらいの夫婦、2人とも映画関係の仕事してて、夫は映画監督ってことになってるんだけど、実際には大学の講師とかして小遣い稼いで生活してる感じ。 奥さんは有名…

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

ダイアン・キートンの「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」とベン・スティラーの「ヤング・アダルト・ニューヨーク」は、どちらも映画館の予告編を観て、絶対観たいと思っていた映画。 ここでもダイアン・キートンは子供が持てないまま老年となった女性…

ブルージャスミン

ウディ・アレンの映画には2種類ある。にやっと笑えるシニカルなドラマか、シリアスでシニカルなドラマか。個人的には前者の代表は「アニー・ホール」か「夫たち・妻たち」、後者の代表は「私の中の6人の他人」もしくは「マッチ・ポイント」だと思っているの…

結婚

末井昭の結婚、ようやく図書館の貸出の順番が回ってきて、速攻読了。 その日、私は夫に腹を立てていた。だから、ほとんど口もきかず、不貞腐れて本に隠れていた。 怒りの炎を燃料に、久しぶりに集中力してあっという間に読了した。考えてみれば、私が神蔵美…

ヤマザキマリに憧れて

昔から海外で生活することに憧れていたのだけど、たぶんそれは叶わないのだろうなと諦め気味だ。 特に年をとってからは病院にも気軽にかかれないような海外での生活はちょっと難しいなと、尻込みしてしまう。 若いころは、もしかしたら結婚相手が海外に駐在…

渡辺千賀さんの選択

Facebookでなかなか面白いサイトを発見した。 umumedia.jp 山口智子の産まない発言以来、ほんの少しではあるが、産まない女性が発言する場ができた気がする。山口智子、スゲー。キョンキョンですら産まなかったことを後悔するような発言をしてたのに。 私は…

坪内祐三 ラブ

坪内祐三が好きだ。 もちろんにわかファンである。 著書はまだ一冊も読んでない。 きっかけは以前のエントリーに書いた、神蔵美子だ。 坪ちゃんの写真、それが私のストライクだった。 母性本能をくすぐる甘いマスク。ちょっと頼りなくてだらしない感じ。 そ…

原田マハに憧れて

原田マハが原田宗典の妹だと知った時はちょっとした衝撃だった。 彼女のことを知ったのはいつだったろうか。多分、王様のブランチで、「楽園のカンバス」が紹介されているのを観たのがきっかけではなかったろうか。 小説家とキュレーター。どっちもかっこよ…

キャリー・ブラッドショーの選択

SATC2はキャリーが無事にMr.Bigと結婚して2年目の物語だ。 以前一度観ているはずなのだが、その時は全く印象に残らず。 Gyaoの無料配信でたまたま発見して観始めたら、主人公達がみなそれなりに歳をとり、あのサマンサに至っては更年期真っ最中という設定だ…

無教養な人間なので、この歳になって、夏目漱石の「門」を初めて読んだ。 「門」を読んだことのある人には何を今更であろうが、この小説も子なしの物語なのである。 はじめは2人の間に何があるのかわからない。ただ主人公の妻の御米が子供ができないことをと…

東京の夫婦

東京の夫婦、ようやく図書館の貸出の順番が回ってきて読了。 思った以上に、子供を持たない夫婦、というのが前面に出ている作品。 子供を持たないことを声高に主張しなければいけないほど、松尾がその事にわだかまりを抱いているということなのだろう。葛藤…