西田敬子を探して
最近、子供がいないことのモヤモヤから少しだけ解放されてきた気がする。
ここ1、2ヶ月はそのことを起因として泣かなかったから・・・少なくとも目が腫れる程には。
40代の前半と後半は全く別物だと、弓シャローさんが書いていたけど、本当にその通りと日々実感していて、もう子供ができることはマリア様の処女懐妊くらいありえないということがはっきりしてきたので、もやっても仕方ないと、心が無関心になってきたのかもしれない。
パリが教えてくれたボンシックな毎日 ときめくものだけシンプルに。暮らしのセンスアップ86の秘訣
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そんな40代後半ライフは違うステージの入り口、だからそのステージの先輩方のことを一生懸命研究させていただている。
仮にありがたくも平均年齢まで生きるようなことがあれば、まだまだ半分の時間が残されていることになるのだから、よりよく生きるためには予習が必要。
暮らしも着こなしも大人カッコイイ! ずっと美しい人のおしゃれスタイル
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というわけで読んだこの本に出てきた素敵な女性が西田敬子さん。
ところが彼女のことを検索しても何もヒットしない。いったいこの編集者はどこからこの方を見つけてきたのだろうか?
肩書きも他の皆さんはいずれも何らかのお仕事をされているのだが、彼女だけは主婦。
といっても、元外交官夫人という、言うなればプロ主婦なのである。
そのお家の写真は素敵なアンティークの調度品がヨーロッパで培われたと思われる、多からず少なからずの完璧なバランス感で配置されていて、ロマンティック好きな女子には涎垂。
またご本人も君島十和子風味のスリムバディと完璧なメークで、還暦を過ぎたお年とは思えない素敵マダム。
こんな人を母にもつお嬢さんの写真も見てみたかった…お嬢様は毎年、お母様にボッテガのリングをクリスマスプレゼントするんだそうです…。
ド庶民の私にはもはや異次元の家庭であります。
憧れは憧れのままに終わる気がしますが、自分の背丈より少しだけ背伸びして、真似してみたら、人生が少しずつ変わっていくのかもしれません。