渡辺千賀さんの選択
Facebookでなかなか面白いサイトを発見した。
山口智子の産まない発言以来、ほんの少しではあるが、産まない女性が発言する場ができた気がする。山口智子、スゲー。キョンキョンですら産まなかったことを後悔するような発言をしてたのに。
私は妊活をしなかったが、私くらいの年で結婚した人だと、どっちが多いのだろう?
私の主観と数少ないサンプルからは、その年になるまでに、もう子供はもたないのだろうという覚悟がある程度できているので、もう時間がない!なんて焦ったりもしないように思う。
正直、焦るのはもう少し前の年代である。30代後半、それも36くらいが一番きついのではないだろうか。ついに高齢出産といわれる年齢に入ったけど、今なら頑張れば多分妊娠できる、と思ってしまう。可能性が高ければ高いほど、焦りも強くなるだろう。
まぁだけど、実際30代後半なら自然妊娠だってごろごろある話なので、本当に欲しい人は焦って焦って焦りまくっても良いんじゃないかと思ったりする。
私はできなかったし、そもそも欲しくなかったという方が正直なところなので、できなくてほっとしている部分が大きい。これは理性で。
だがそれとは別に、時々、子供がいないことでどうしようもなく罪悪感に苛まれる。
それは関係性においての話だ。夫や親との関係において。
そっちの脳みそは涙腺と直結していて、だから、そっち方面で何かきっかけがあると涙がとめどなくあふれて止まらなくなる。お店だろうが電車の中だろうが、もうどうしようもなく心が潰れてしまう。
これってホルモンがそうさせているのかなぁって思ったりするのだが、他の女性はどうなのだろうか。
ところでこのサイトの中に渡辺千賀さんの名前を見つけてびっくりした。
「自分で産むのも大変なら、養子を迎えるのも大変」。実体験から知る、シリコンバレー発 “養子大国アメリカ” のリアル。 – UMU
ずいぶん昔の話だが、彼女のサイトを熱心に読んでいて、憧れたものだった。
梅田望夫がチヤホヤされてた頃ですな。
秋葉原でトークショーみたいなのがあって、参加したこともある。
最近あまりネット上での活動を見かけないと思っていたら、久しぶりにこんなところで、養子の話をしている。
そうか。なるほどねぇ。って思った。
何が「なるほど」なのかわかりませんが。