原田マハに憧れて

原田マハ原田宗典の妹だと知った時はちょっとした衝撃だった。
彼女のことを知ったのはいつだったろうか。多分、王様のブランチで、「楽園のカンバス」が紹介されているのを観たのがきっかけではなかったろうか。
小説家とキュレーター。どっちもかっこよすぎて、その両方が一人の女性の肩書につくなんてズルすぎると思ったから、多分その時の印象は良くなかった。単なる嫉妬。
それからつい最近、何かについて調べてる拍子に、「本の雑誌」のインタビュー記事を見つけた。そこで原田宗典の妹だと知って一気に親近感を抱くようになる。

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彼女の蓼科の別宅の写真を何かの雑誌か新聞で見た時も、嫉妬の塊になってしまった。
静謐な空間に、完璧なセンスで選ばれた家具や小物。無理をしない、自然で、これ見よがしでなく、多くもなく、少なくもなく。
悔しい。
地団駄を踏みたくなるくらい。何をどうしたら、こんな風になれるのだろう。何で私はこんな風になれないんだろう。

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もっとエッセイのようなものが読みたい。私生活を知りたい。そう思っても、どうもこの人はアートの事以外ではエッセイはあまり書かないようだ。プライベートは謎が多い。
何といっても彼女も子なし。
多分子供代わりにのラブラドールレトリーバーの写真はチラホラと見かける。
子なしエリート界の人。
憧れる。